おはようございます!
本日の諏訪地方は朝から快晴!☀
皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日、8月9日は長崎原爆投下の日
まずはこの曲をご紹介いたします。
『長崎の鐘』
藤山一郎の楽曲。作詞・サトウハチロー、作曲・古関裕而。1949年(昭和24年)7月1日にコロムビアレコードから発売された。
『長崎の鐘』(ながさきのかね)は、永井隆が執筆した随筆。
同年7月にサトウハチロー作詞・古関裕而作曲で同書をモチーフとした歌謡曲が発売されて大ヒットし、翌1950年(昭和25年)には松竹により映画化された。
私が若かりし頃、東京赤坂の某パブでバイトをしていたとき、常連さんがよくカラオケで歌っていましたのでこの曲を知りました。
とても素敵な歌詞だと思いましたのでご紹介いたします。
特に、3番の歌詞中、
「貧しき 家の 柱にも 気高く白きマリアさま」
キリスト教徒ではありませんが、なんだか胸にジーンとくるものがあります。
貧しくとも、辛くとも、信仰を生きがいに、道を外れたことをせずに、誠実にその日その日を生きている、そんな人々の姿が目に浮かんでくるようで、この歌詞の一節に、特に心が熱くなります・・・
その昔、作家の遠藤周作さんの著作が大好きで、氏のキリスト教に関係する小説を読みまくったことがありました。
「海と毒薬」「白い人黄色い人」などは大変有名ですが、「海と毒薬」の続編ともいえる「悲しみの歌」という小説は一番好きな作品で、氏のクリスティアニティに深い感銘をうけました。
「悲しみの歌」(かなしみのうた)は、遠藤周作の小説。1977年(昭和52年)に新潮社より刊行された。
米軍捕虜の生体解剖実験で戦犯になった経験のある医師、それを追い詰める新聞記者、あらゆる人間を愛するフランス人などの登場人物が、東京の新宿を舞台にストーリーを展開する。
この小説のテーマの一つとして、解釈もしかした間違っているかもしれませんが、神様は決して天空のみにいらっしゃるのではなく、私たちの身近にも、人知れないイエス様が、そこかしこにいらっしゃって、今日も我々名もなき庶民をそっと陰から見守ってくれている、
それは、陰からあなたをそっと手助けしてくれるとあの方かもしれないし、落ち込んだ時にいつも励ましてくれるあの方かもしれないし、そんな風な主題が読み取れました・・・
いつも陰から神様が見守ってくださっていることを感じられるのならば、信じることができたならば、どんなに心強いことだろう、そんな風におもいました。
夏は読書、まだお読みになっていない方には遠藤周作著「悲しみの歌」是非お勧めいたします。
現在の浦上天主堂
原爆投下後の浦上天主堂
長崎平和祈念公園 とてもやさしい表情していますね
天に差し出されて指先は原爆の脅威を示しています。
長崎市 坂の多い街で、風光明媚、全国でも屈指の美しい都市です。
大浦天主堂のマリア様
戦争は人の心から起きるものであるから、人の心から戦争をなくさなければならない、いざ戦争となれば苦しむのはいつも名もなき庶民ですから・・・
原爆投下時刻は午前11時2分とのこと、8月6日に引き続き、本日は深く鎮魂の気持ちを捧げたいと思います。
それでは皆様も一日無事故で頑張りましょう!
さて、これから北杜市に出張してきます。